電験三種 CBT操作で焦らない練習法 本番前に確認すること
電験三種をCBT方式で受けるとき、知識の不安とは別に、画面操作への不安が出ることがあります。紙なら解ける問題でも、画面上で読む、メモを取る、電卓を使う、時間を見るという動作が重なると、思ったより焦りやすくなります。
この記事では、電験三種のCBT操作で焦らないために、本番前に確認しておきたい練習法を整理します。目的は、CBTの細かい操作をすべて説明することではなく、試験当日に余計な不安を減らすことです。
電気技術者試験センターの 第三種電気主任技術者試験の試験概要 では、第三種電気主任技術者試験は筆記方式またはCBT方式で解答する五肢択一方式と案内されています。また、試験方式のCBT方式とは何ですか? では、CBT方式を試験会場のパソコンで出題・解答する方式と説明しています。CBT方式での受験、持ち物、電卓、当日の流れは、必ず公式の受験案内とFAQで確認してください。公式情報の確認日は 2026-04-25 です。
まず結論 CBT対策は「知識」ではなく「手順」を練習する

CBT方式の対策で大切なのは、特別な知識を増やすことではありません。
本番と近い動作で、次の手順に慣れることです。
- 画面上の問題文を読む
- 必要な条件だけメモする
- 電卓を使う場面を決める
- 迷った問題を後回しにする
- 最後に見直す問題を残す
この手順を普段の過去問演習に入れておくと、本番で画面操作に意識を持っていかれにくくなります。
CBT本番前チェック表
本番前は、次の表で不安を分けて確認します。
| 確認項目 | 本番前にやること | できていないと起きること |
|---|---|---|
| 画面で読む | スマホやPCではなく、できれば横長画面で過去問を読む | 紙より読む速度が落ちる |
| メモの使い方 | 条件、式、見直し印を短く書く練習をする | メモが長くなり時間を使う |
| 電卓 | 使える電卓の条件を公式で確認し、同じ電卓で練習する | 本番でキー操作に迷う |
| 後回し判断 | 迷ったら何分で飛ばすか決める | 1問に時間を使いすぎる |
| 当日の流れ | 受験案内、FAQ、会場予約、持ち物を確認する | 試験前の不安が増える |
CBT対策は、知識の勉強とは別枠で考えてください。短時間でも、画面で解く練習を入れるだけで本番の負荷を下げられます。
画面で読む練習を入れる
紙の過去問だけで勉強していると、画面上の問題文を読む感覚に慣れていないことがあります。
CBT方式では、問題を画面で読み、必要な条件を拾い、計算を進める流れになります。普段から紙だけでなく、画面で問題を読む時間を作ってください。
練習するときは、次の点を意識します。
- 問題文を全部写さない
- 条件だけを短くメモする
- 求める量を最初に確認する
- 図や表がある問題は、関係だけを簡単に書く
- 分からない問題には印を付けて次へ進む
画面で読む練習は、知識を増やすためではなく、読む負荷を下げるために行います。
メモは「短く残す」練習をする
CBT方式では、試験会場で貸与されるメモ用紙を使う前提になります。電気技術者試験センターの CBT方式の場合、試験当日は何を持参すればいいですか? でも、CBT方式では試験会場で黒ボールペンとメモ用紙を貸与する旨が案内されています。
そのため、普段の練習でも、ノートにきれいに解説を書くのではなく、短くメモして解く練習を入れてください。
おすすめは、次の3つだけを書くことです。
- 求める量
- 与えられた条件
- 使う式や判断
メモを長く書きすぎると、画面とメモを行き来する時間が増えます。本番では、見返したときに自分だけが分かる短さで十分です。
電卓と時間配分を本番と同じ前提にする
第三種電気主任技術者試験のCBT方式では、電気技術者試験センターの CBT方式の場合、第三種電気主任技術者試験で電卓の持ち込みはできますか? で、電卓は1台のみ持ち込み可能と案内されています。ただし、使用できる電卓には制限があるため、公式の受験案内で必ず確認してください。
練習では、本番で使う予定の電卓を使います。普段と違う電卓を本番だけ使うと、キーの位置や入力順で迷います。
また、CBTでは画面操作、メモ、電卓、見直しの動作が重なるため、時間配分も練習に入れておく必要があります。
時間配分は、次のように決めておくと崩れにくくなります。
- 最初に取れる問題を拾う時間
- 迷った問題を後回しにする基準
- B問題に入るタイミング
- 最後に見直す時間
詳しい時間配分は、電験三種の時間配分をどう決めるか で整理しています。
前日に確認すること

CBT方式の前日は、知識を詰め込むより、当日の不安を減らす確認を優先します。
確認するのは次の項目です。
- 受験方式と会場予約の状態
- 試験会場、開始時刻、到着時間
- 顔写真付きの公的証明書
- 使用予定の電卓
- 公式受験案内の注意事項
- 迷った問題を後回しにする自分の基準
電気技術者試験センターの CBT方式で受験したい では、CBT方式で受験する場合、受験申込み完了時点では筆記方式の受験者として登録され、変更期間中にCBT方式へ変更し、会場予約手続きまで完了すると正式にCBT方式の受験者になると案内されています。予約や方式の扱いは年度で変わる可能性があるため、必ず自分の受験年度の受験案内で確認してください。
カコトレでCBT前の画面練習をする
カコトレ(kakotre) は、CBTそのものの公式練習画面ではありません。ただし、画面で問題を読み、選択肢を見て、解説へ戻る練習には使えます。
本番前は、次の使い方をしてください。
- 画面で問題文を読む
- 条件だけを短くメモする
- 時間を決めて解く
- 迷ったら後回しにする
- 解説で、知識不足か操作負荷かを分ける
CBTと筆記の違いを整理したい場合は、電験三種 CBTと筆記の違いと学習の組み立て方 もあわせて確認してください。
まとめ
CBT操作の不安は、知識不足とは別に対策できます。
- 画面で読む練習を入れる
- メモは短く残す
- 電卓は本番と同じ前提で使う
- 後回し判断と見直し時間を決める
- 公式の受験案内とFAQで、方式、会場、持ち物を確認する
本番で焦らないためには、操作を特別なものにしないことが大切です。過去問演習の中に、画面で読む、短くメモする、時間を決める練習を入れてください。

