電験三種 法規の数字の覚え方|条文・条件・暗記カードをつなげる
電験三種の法規では、期限、距離、容量など多くの数字が出てきます。数字だけを一覧で覚えようとすると、似た数字が混ざり、問題文を見たときにどれを使うか判断できなくなりがちです。
法規の数字は、条文や制度の目的、対象、条件とセットで整理します。そのうえで、過去問で間違えたものだけを暗記カードにすると、覚える量を絞りながら実戦へ戻せます。
結論:目的・対象・条件・数字の順で覚える


| 項目 | 確認すること |
|---|---|
| 目的 | 安全、保安、届出など、何のためのルールか |
| 対象 | 設備、事業者、主任技術者など、誰・何に対する規定か |
| 条件 | 期限、範囲、例外など、いつ適用されるか |
| 数字 | 期間、距離、容量など、最後に覚える値 |
数字を先に覚えるのではなく、「何について、どの条件で使う数字か」を言える状態にします。
数字が混ざる3つの原因
対象を見ていない
設備に関する数字と、事業者や手続きに関する数字を同じ列で覚えると混ざります。問題文の主語を先に囲みます。
条件と例外を落としている
数字が合っていても、適用条件が違えば正答になりません。以上・以下・未満・超えるなどの条件語も一緒に残します。
最初から全部を一覧化している
法規全体の数字表を作ると、表を作ることが目的になりやすくなります。最初は過去問で間違えた数字だけを対象にします。
法規ノートは4列で作る
ノートや表計算シートには、目的 / 対象 / 条件 / 数字の4列を作ります。条文全文を書き写すのではなく、選択肢を判断するための短い情報にします。
記録した後は、どの年度・どの問題で出たかも付けてください。数字を見直した後に、元の過去問へすぐ戻れる状態が理想です。
暗記カードは数字だけで作らない
暗記カードの表面には質問、裏面には答えと条件を書きます。
| 表面 | 裏面 |
|---|---|
| 対象は何か | 設備、事業者、届出など |
| 条件は何か | 期限、範囲、例外など |
| 数字はいくつか | 数値と単位 |
| どの問題で出たか | 年度、科目、テーマ |
1枚へ情報を詰め込みすぎず、答えた後に条件を確認できる形にします。
似た数字は比較カードにする
似た数字を別々のカードで覚えると、カード単体では答えられても、過去問の選択肢では混同しやすくなります。
対象や条件が近い数字は、1枚の比較カードで横に並べます。違いを説明できるようにすることが、選択肢を見分ける練習になります。
過去問からカードへ戻り、もう一度過去問へ戻す
- カコトレで法規の問題を解く
- 間違えた数字の目的・対象・条件を確認する
- 必要なものだけ暗記カードへ追加する
- カードを隠して答える
- 同じ問題または同じ型の問題を解き直す
カードを作って終わらせず、同じ型を解けるかまで確認します。
法令数値は必ず最新情報を確認する
法令や試験制度は変更される可能性があります。具体的な条文と数字を追加するときは、e-Gov法令検索、電気技術者試験センター、使用教材の改訂日を確認してください。
関連テーマは電気事業法の頻出ポイントと電気設備技術基準の覚え方で整理しています。
まとめ
- 法規の数字は、目的・対象・条件・数字の順で整理する
- 数字表は過去問で間違えた項目から作る
- 暗記カードには対象と条件を含める
- 似た数字は比較カードにする
- カードを見た後は同じ型の過去問へ戻る
まずは法規の過去問を1問解き、間違えた数字だけを4項目に分けて記録してみてください。

